◆業種 : フレキソ製版業(日本標準分類製版業1942)
◆業務内容 : ゴム製または合成樹脂製の高弾性の版の製造販売
◆フレキソ製版について
フレキソ印版は5種類の手法によって製版されます。
1.手彫刻版 2.液状感光性樹脂版 3.板状感光性樹脂版 4.鋳造版 5.レーザー彫刻版
弊社の主力は2.3.及び5.ですが、全5種類の製版が可能であり、
世界的にも数少ない総合製版業者としての特色を有します。
また、日本で唯一のフレキソ印刷用シームレスロールをレーザー彫刻によって製版。
印刷各界にて高い評価を得ています。
さらに弊社は印刷の現場と素材研究者とのコミュニケーターを志向して
製版関連技術力の向上を目指し、製版会社としての独自性を確立しています。
◆“フレキソ/FLEXO”と呼ばれた理由
現在のフレキソ印刷は1920年初頭、アメリカ合衆国に導入されたところ、
主成分がアニリン油であるコールタール染料がインキの着色剤に
使われていたことから“アニリン/ANILINE印刷”と呼ばれていました。
ところが、アニリンという言葉は“有害”あるいは“毒物性”ということを暗示することから
1940年代にはこの名称に反対する声が高まりました。
1951年、印刷関連業界に『アニリン印刷』に代わる新しく魅力的で、
無害なイメージを連想させる名称を公募し、
1952年10月22日の第14回包装協会討論会において
“フレキソグラフィー/FLEXOGRAPHY”が圧倒的な支持を受けて決定しました。
1960年代に入り、“FLEXOGRAPHY”は急速に発展して世界中に受け入れられました。
我が国のフレキソ製版業は1979年12月21日に中小企業近代化促進法の政令第300号を
もって、国の定める指定業種となりました。