当社におけるSDGsへの取り組み
私たちフジフレックスは、世界から優れた環境優位性で評価を受けているフレキソ印刷産業の一端を担うフレキソ製版業者として、本業を通じた真摯な活動がSDGsゴールの達成に貢献するものと確信して行動します。
水性インキを使用するフレキソ印刷はわが国で段ボール印刷に広く使用されており、印刷工程を通じて揮発性有機化合物を使用していないといった優れた特長があります。
また最近では、フィルム包装の印刷(軟包装印刷)にも水性フレキソインキを使用する事例が目立ってきました。この領域でも揮発性有機化合物が極めて少量しか使用されず、フィルム印刷では画期的な技術となっています。
フィルムへの水性フレキソ印刷は始まったばかりですが、その環境優位性や省エネルギー性などから今後の高い成長性が期待されており、当社も製版業の立場から水性フレキソ印刷の普及に積極的に取り組んでいます。
SDGs達成に向けた当社の取り組み
エネルギーの効率的運用・管理をしよう
電力使用量削減(稼働時間当たり)
使用照明LED化等、使用頻度や必要性の高い設備から順次見直しを行っています。
また、新設備導入や設備更新時の省エネルギー性能に関する検討及び、クールビズ、ウォームビズ、不要時の消灯実施について、これまで以上に重要視・推進していきます。
製品のミニマム化による資源消費量を削減しよう
現状の樹脂製品の薄型化を進めて資源消費量の大幅削減を実現する
製版技術開発と新樹脂採用により、主力製品の薄型化は樹脂体積比で現状の43%まで削減可能となります。サプライヤー様から原材料として調達するプラスティックス(樹脂)量の削減を実現して資源消費を抑え、当社では生産活動の省エネルギー化が進むだけでなく、ユーザー様では最終的に廃棄物の削減にも直結すると言った、ステークホルダー間で優れた効果が期待できます。薄型化を普及し、厚型製品から切り替えるためにユーザー様と協力していきます。
バランスが取れた働きやすい勤務体系を整備しよう
作業の効率化や勤務シフトの一層の多様化など、働き方改革への取組み
あらゆる業務の再定義を行い、業務効率改善のために新しい仕組みを策定するとともに、3M(ムダ・ムラ・ムリ)の排除等の推進により、継続的に作業の効率化を図っています。
勤務シフトの一層の多様化と同時に、製造計画の高度化に取組んで、更なる生産効率改善を行います。
また、育児休暇・介護休暇・各種時短制度など、社員をサポートできる制度の活用を更に推進していきます。
人として成長するために様々な研修制度を浸透させよう
社内外研修の充実
社員のライフステージの変化に沿って支援できるように職場環境作りに取組み、社内外の皆様と協力して教育・育成を推進していきます。
社内OJT、社外研修への参加、ユーザー様やサプライヤー様を講師に招いて専門知識研修の企画・実施の他、推奨資格取得支援制度の活用を行っていますが、より体系的・継続的に充実させ、人材の成長を支援していきます。
水性フレキソ印刷を世界に拡げよう
フレキソ印刷関連団体行事等に参加し、状況および活動を公表
フレキソ印刷関連団体行事に留まらず広く印刷関連行事へ参加して、状況および活動の公表を行う他、展示会や研究発表会の機会を通じて環境面と技術面からフレキソ印刷の優位性等を紹介・発表しています。
お客様・サプライヤー様や地方自治体と協力し、フレキソ事業認知・浸透を目指した啓蒙活動に取組んでいます。
紙を大量に使用する当業界の中で、ペーパーレス化促進による資源利用効率の向上を目指そう
現行使用量50%削減
紙媒体資料を順次データ化、サーバーおよびクラウド上で管理・運用できるようにします。
また、新生産システムの開発を行ってペーパーレス活動を推進します。
グリーン購入を通じた環境への貢献
FSC認証紙の使用推進と併せて、グリーン購入ガイドラインに準じた消耗品の購入を行っています。
廃棄物を削減しよう
一般廃棄物30%削減(販売量比)
ペーパーレス化と併せて、事業系一般廃棄物の3Rに取組んで減量と資源化に取組みます。また食品トレー等の使い捨て容器等の使用抑制により一般廃棄物の削減を行います。
さらに、製品の梱包・包装方法について見直しを行い、プラ材使用・過剰包装を抑制していきます。
働く人の健康を守り、維持促進しよう
業務上の事故・不測の災害から従業員の健康を守るためのガイドラインの策定
毎年実施している健康診断やメンタルヘルスチェックにより、引続き心身の健康を守っていきます。
併せて業務上の事故や従業員の健康を守るためのガイドラインを策定します。